自分を大切にするヒント

Uncategorized
この記事は約5分で読めます。

 

こんにちは。

前回は自分の本音で生きることについて綴りました。

自分の本音で、自分の真実を生きる。

つまり、私を生きるということ。

それができていない時は、どこか息苦しさがあるものです。

 

この支配からの卒業~、という歌がいま脳内に流れてきたので…、まさに私の場合は

この思考からの卒業~

この概念からの卒業~

です。はい。

 

とはいえ人間、思考の塊です。

そして決して思考が敵でも悪でも否でもないことは今日も前置きしておきます。

 

本音・心の声を大切にしたいのは、一生お付き合いする自分自身と仲がいい方が、きっと人生が楽しいからです。

自分を大切にする分、自分との信頼関係が深まります。

 

振り返れば私には、自分と近いようで遠い感覚というものがいつもありました。

自分自身なので一番身近であるはずなのですが、ちょっと遠いのです。

 

昔一度だけ、メンタルクリニックにお世話になったことがあります。

当時の私は心身ともに疲れ果てていて、もはや本当の自分がよく分からない状態でした。

こわいですね。

(自分で言いますが)真っすぐな頑張り屋で、一生懸命何かの期待に応えようと、前へ前へ、上へ上へと無理して生きていた頃。

どうしてあんな風になっていたのでしょう。

その時の私はHSPであることを知らないのはもちろんのこと、自分の心の声を聞けずにいたのだと思います。

その術を知りませんでした。

 

HSPのことを知り色々学んでいくと、こころの病気を合わせ持っている方が多いことを知りました。

自身がHSPと分かっている人たちの中にも、とても多い。

HSPは生まれながらに持っている気質・特性であり、病気ではありません。

けれどその繊細さゆえに、生きずらい世の中でメンタルが大きな影響を受けていくことは、経験者としても容易に理解できます。

HSPの自分を理解しているだけではまだ苦しくて、実際に適した環境に身を置いたり、生活の中で様々な工夫やケアをしていくことは大切です。

 

そして気質と向き合うだけでなく、自分自身の内側=心と向き合うこと。

心の声に耳をすまし、自分の本音を知る。そして受け取る。

自身の経験を通して、このことの大切さを切実に感じました。

自分は自分であって、他の誰でもない。私が私でいることを私は切に望んでいるのです。

 

‟私でいるために、私に還るために”、今生活の中で行っていることを書いてみたいと思います。

①本を読む
専門書、小説、エッセイ、絵本、詩集など、気になるものを。1日で完読することもあれば、ものすごい時間がかかるものもあります。特にエネルギーを使うようなものはゆっくり。

⓶ノートに書く
自分の心の中、頭の中を書き出します。昔は気づけば思考を書いていた…これはこれで整理にはなりますが、心はまた別。心にしっかりフォーカスできるように心がけます。

③声に出す
どうしたい?どう感じてる?そのアンサーをわざわざ声に出してみます。心がざわついてる時にも、これで心が整理されて解決することがとても多い。声の波動は侮れません。

④呼吸・瞑想
目を瞑る3分瞑想や、何かをしながらの瞑想、というものも挑戦しています。無になって脳を休めること、今ここ。を感じる訓練。心を戻すために深呼吸もよくします。

⑤身の回りの整理
物を減らしたり、掃除や整理、換気、インテリアを替えたり…どれも心に大きな効果があります。モノにもエネルギーがあるので、心地よく整えることは大切ですね。

⑥アロマ・音楽
五感のいごこちは心に直結。いい香りをかいだり、ヒーリングミュージックやクラシックを流します。水の音や小鳥のさえずりがお気に入り。

⑦食べたいものを食べる
いつからか、身体にあまりよくないかもなものを自然と欲さなくなりました。気分かな?何が食べたいかな?と自らに聞いて選びます。

⑧リフレッシュ
空や風、香り、自然との触れ合いは心が癒されます。また体操やお散歩など体を動かすことも大切。(これはまだ足りてない。ファイトー!)

大まかにはこのような感じです。また具体的に記録に残したいと思います。

どれもシンプルなことですが、心の声をキャッチするのは今ここ。にいないとできないこと。

きっと人それぞれに合うやり方があると思いますし、私の習慣も更新されていくと思います。

 

自分自身に対して嘘をつかずに正直に生きていくと、圧倒的にストレスが無くなっていきます。

繊細さんは、どんなにささやかなことも気づく敏感さがありますが、それは喜びも幸せも心地よさも同じこと。

ささやかなことを、小さな良き変化を、とても幸福に感じます。

心の声を聞き自分と仲良くなっていく過程の中で、自分自身への信頼が深まる度に、たくさんの喜びがあると思います。

 

1mmずつ、1歩ずつ、少しずつ。

‟私を生きる”を楽しむ。

今の私を生きる人生は、この人生しかない。

だからとことん、自分を大切にしてあげたいです。

 

時には見失う日があってもいい。

でも自分に×をつけるのではなく、そんな自分も受け入れながら歩んでいけたらいいなと思います。

自分を大切にすることは、大切な人を大切にすることにも繋がります。

 

今日も読んでくれてありがとうございました。