こんにちは。
これまで歩んできた道のりを大まかに振り返り、改めて過去の自分を見た時に、おつかれさまという言葉が出てきます。
何年もの月日の中で、私はいつももがいていました。人間誰しもそうだと思いますが、私は私で、繊細さゆえにとてももがいていました。
繊細さによるものだと知らなくて、が正しいかもしれません。
以前投稿で、出口の光が見えたことで自分がトンネルの中にいたことに気がついたことを綴りました。
今回はいよいよ、出口が見えた日のことを綴りたいと思います。
タイトルの通り、とうとうHSPを知る時が来ました。早速記録に残していきます。
アクリル画を始め、当時紡ぐアートを毎日のように制作していました。
制作していない時にはよく”調べもの”をしていて、興味関心の赴くままに、本を読んだりネットで検索したりしていました。
その中で調べていたことの一つは、自分の存在・人生・時についてでした。
私は以前から占星術が好きで、それを通して自分の存在だったり、今がどういう時かなどを参考にしていました。
しかし占星術では、どうもしっくりこないこともありました。(占星術と遠い方には???ですよね笑)
世界にはおよそ80億人もの人々がいるのでそんなことは当たり前なのですが、それにしても…と、もっと深く自身について本質的なことを知りたいと思っていました。
完璧主義とか好奇心・チャレンジ精神旺盛とか、感受性が豊かとか…そういうものでは説明ができない自分に気づいていたからです。
既に会社を辞めて独立し、心身共に随分と解放されていました。
それでも知っておきたかった、決してスルーすることはできない世の中の生きずらさへの疑問。
多くの人々と出逢う中で、決してみんながそうじゃないことは分かっていました。
みんなと私は何かが違う。この人生は、私は、何なのだろうか…。
そしてある日、とうとう見つけたのです。
HSP
初耳でした。
記事を読み、私のことだとすぐに思いました。診断テストがあったのでやってみると、
HSP度【強】
非常に強いHSPと出てきました。
ほーーーーーーーーーーーーう。
ほうほう。
ほうほう。
そうですか。
そうでしたか。
ほうほう。
見つけた。
そう思いました。
これが、私の知りたかったことでした。
驚くことはなく、しかしドキドキしていて、そして深い納得がありました。もちろん悲しくもありませんでした。
HSPは病気ではなく、生まれ持った気質・特性だと記載されていました。
繊細さん。
何としっくりくる響きでしょうか。
すぐに専門の本を買いました。
この時、長かったトンネルの出口がはっきりと見えたのです。
HSPの方は、自分がHSPと知ることで安心したり、腑に落ちたという方がほとんどです。
それだけ戦ってきたのだと思います。
私自身も、自分が一生懸命なのも不器用なのも分かるので、何度挫折してもこれは天職に出逢うための道のりなんだ、大器晩成なんだと自分を鼓舞してきました。
けれど終わらない挫折ともがきの中で、段々と自分自身が分からなくなってきました。
これは私にとって、とてもつらいことでした。
たとえ誰が失望しようとも、一番の味方、理解者でありたかった私自身が、私に疑問を持つようになっていたのです。
何か異常なのかな。性格がおかしいのかな。病気なのかな。
もがきの期間の中で、私は私を信じてきました。そこに暗雲がかかり始めてからが、本当に苦しい時期でした。
もう、分からないんです。
ごめんね私。と思っています。
やっと、HSPと知ることができました。
自分のことを知り、理解が深まりました。
私がHSPと知って一番良かったと思うことは、自分を認めてあげることができたことです。
自分のことが分からなくなっている状態から、だから生きずらかったんだと理解ができた。
これまでの自分を、疑いではなく受け止めて認めてあげることができたのは、私にとって大きな救いでした。
きっとこんな風に感じてる方は他にもいるのではないかと思います。
本当におつかれさまでした。
とんでもなく長かったね。
長い長いトンネルの出口が見え、出口を出るまであと少しです。
実際今も、完全にゴールした感じはしていません。もうじきかなというタイミングなのですが、ここまで来たらゆっくりに歩んでいきたいと思います。
ブログの最初なので、自己紹介も兼ねて過去を振り返る投稿が続きました。何より私自身が一度しっかり振り返りたかったので、読んでくださった方ありがとうございます。
次回は、HSPを知るまでが長すぎたという話を少ししたいと思います。笑
そしてその後出口を出る(出かけている)その過程の日々を綴っていきます。
今ここ。心の声を聞いて、私のままで私を生きることを日々心がけています。
そんな暮らしの中での気づきや挑戦、アートのことなど徒然なるままに記録していきたいと思います。
今日も読んでくれてありがとうございました。