人は皆、表現者。

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こんにちは。

前回は、長い長い雇われ仕事の旅に終止符を打ったことについて綴りました。

見方を変えれば、「好きなこと、やりたいことをしてきた」期間でもあります。様々な職業に就き、様々なことを体験しました。

けれど私の中では一つ一つが真剣だったからこそ、今はまだ挫折感が残っています。

振り返ればあっという間だった何てことはなく、振り返っても何と長かっただろうかと思うしかありません。

今回は終止符を打った後~私がアートの世界に導かれるまでを振り返り、記録に残します。

 

最後の会社を退職した後、先のことは何も決めていなかったのでゆっくりと過ごしました。心身ともに、休まなければいけない状態でした。

自分を回復させるため、とにかく自由に過ごしていたと思います。

本を読んだり、家族と過ごしたり、昔から好きなハンドメイドをしてみたり、ときめく画像・写真を集めたり、ピアノに挑戦したり。

雇われ仕事とお別れ+コロナ禍ということもあり、今後どのように生活していくかも早速模索していました。

焦りはありませんでしたが、常に何らかを調べていたように思います。傷心を抱いてゆっくり、ゆっくりと時が経っていきました。

 

そしていつもと変わらず、自分ノートを書いていました。実は比較的最近の出来事でもうまく思い出すことができず、当時書いたノートを頼りに振り返り、今こうして記録しています。

これまでしてきたこと、私にできること、やってみたいこと、ワクワクすること、甲斐を感じること、好きなこと、楽しいこと、解放されること、なりたい自分、ゴールツリーなどなど…

本当に様々なことをノートに書いていきました。

一見これまでと変わらない自分との向き合い方なのですが、「会社勤め」「就職」「雇われ仕事」という概念が外れた状態で考えるのは初めてのことでした。

これが本当に大きかったのです。完全に自由な状態で考えることができました。

そして、そこで浮かんできたものはとてもシンプルでした。

 

表現したい。

 

治癒期間が数か月ほど経過した頃でした。

 

 

何かを伝えたい、つくりたい。
ことばなのか、声なのか、ものなのか、絵なのか、まだ分からないけれど、私は自分の内にあるものを表現したい。そう思ったのです。

内向的でアウトプット控えめな私は、分かりやすい自己表現が得意ではありません。ブログだって、とんでもございません公開したいことは少しもございませんな考えでした。(ここは概念が変化)

 

私には、内にある何かを、何かを通して表現するということが必要でした。おそらくこれまでも、そういう内なる望みは持っていたんだと思います。

振り返れば幼い頃から文章を書いたり絵を書くことが好きだったり、いろんな創作や体験を経験させてもらいました。

踊りや芸能を通して自分を表現することもあれば、美しいケーキが魅力のケーキ屋さんでパティシエをしたり、お店のPOPをつくったり、ハンドメイドで様々なものを創作してきました。

すべては内なるものを表現する喜びを知ったり、その手段を模索する過程だったとも感じられます。

 

表現したい。

 

思い立ったら早い私は、まずはインスタグラムにことばを綴り始めました。そして何かを描きたい…と、ペンタブを探し始めました。

どのペンタブがいいのだろうかと調べ、目星がついて購入しようと思っていた日。

一枚のアートの写真が目に飛び込んできました。

透明感があり澄んでいて、繊細で、とても美しいそのアートは、私の心を一瞬で魅了しました。私の世界観にドンピシャで、ドタイプでした。そしてのめり込んで検索していきました。

 

それは、アルコールインクアートというものでした。

私の中のアートの概念が壊れるような、こんなものがあるんだ!描けるんだ!これやりたい!やりたい!やろう!!!

久しぶりでした。この気持ち

そして私はアルコールインクアートについて細かに調べて、材料を揃え、描き始めました。

治癒期間から4か月が経った頃でした。

回復の期間の中で、やっとこれだ!!!というものをに出会い、ワクワクと喜びでいっぱいでした。

それからは毎日のようにああでもないこうでもないとアルコールインクアートを描き続け、3か月後、ものの見事に体調を崩しました。

 

 

 

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ーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!

 

 

 

はい、人生、本当に厳しいんです。
這い上がったと思ったら突き落とされた感じでした。やっと復活し、楽しみ懸命に過ごしていたところで、寝込むこととなりました。

無念。です。

私に責任がありました。原因が分かっていたからです。

 

長くなってしまったので、続きは次回記録に残します。

時系列で綴っているので、まだこの時の私はHSPを知りません。

今日も読んでくれてありがとうございました。